鋒/切先とは知っているようで知らない日本刀の部位
鋒/切先とは日本刀における先端部分で、まさに切る為にある重要な部位だといえるでしょう。
先端は尖っていて突き刺すことが可能ですし、カーブを描いているので文字通り切ることもできます。
鋒/切先とはかますや小鋒、猪首鋒に中鋒と大鋒に分類されます。
主に5種類あるこれらは時代や戦法の変化に合わせて誕生したり、主流が変化したと考えられています。
鋒/切先とは日本刀を象徴する部位でもあり、武器としての威力を左右する重要性が高い部分でもあります。
その為、刀工は切れ味を高めたり威力を増すように工夫して作るわけです。
一見すると当たり前の存在であまり意識して見ない部位ですが、よく見ると作品によって形状が異なったり、大きく違う印象を受けることがあるのが面白いです。